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ポップなカップ酒、好評 茨城・潮来の愛友酒造 収益減で発想転換、新たな商機

可愛いキャラクターと老舗の味と香りが人気のカップ酒セット=茨城県潮来市辻の愛友酒造で、根本太一撮影

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 茨城県潮来市の老舗酒蔵・愛友(あいゆう)酒造が、カップ酒の「ごきげんカップ酒3本セット」を発売した。創業以来の香りと味もさることながら、ユニークなデザインが好評で、初売り分の約1000セットは在庫切れ。新型コロナウイルス感染症による収益減を乗り切ろうと取った発想の転換が、新たな商機を生み出した。

 セットは、各180ミリリットルの純米吟醸酒と純米酒、梅の実が入った梅酒の箱詰め1650円(税込み)。絵柄を直接ガラス瓶に印刷しており、グラスやペン立てなどにも活用できるという。

 ラベルには、女性に人気のデザイナーユニット「アランジアロンゾ」(大阪市)のキャラクターを採用した。2005年の日本万国博覧会(愛・地球博)で、ゆるキャラの「モリゾー」「キッコロ」を生んだことでも知られるブランドだ。

 愛友酒造は1804年の創業。現在も、鹿島神宮(鹿嶋市)などを巡る観光バスの周遊コースに含まれている老舗が、コロナ禍で状況は一変。恒例の「水郷潮来あやめまつり」などが中止となり、8代目社長の兼平理香子さんによると、毎月の売上高は激減した。

 打開策がオンラインショップの開業だった。手数料などの必要経費から避けてきたが、昨年7月にスタートに踏み切った。このシステム立ち上げを委託した業者が、アランジアロンゾとも取引していた縁で、カップ酒が実現したという。老舗らしからぬキャラクターだが、「面白い」「可愛い」と好評を博している。

 愛友酒造がカップ酒を作るのは初めて。「オンラインショップと同じで、手間が掛かると敬遠してきたが、考え方を改めて良かった」と兼平さん。「暗い世相をポップさで癒やされてほしい」と話した。店頭直売分は「道の駅 いたこ」やアランジアロンゾ直営店でも購入できる。【根本太一】

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