経済格差、学習に影響か 年収350万円未満「わからない」28% 群馬・大泉町調査

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無料学習教室で中学生を支援する高崎健康福祉大の岡本拡子教授(左)と学生ら=群馬県大泉町内で2019年2月、鈴木敦子撮影
無料学習教室で中学生を支援する高崎健康福祉大の岡本拡子教授(左)と学生ら=群馬県大泉町内で2019年2月、鈴木敦子撮影

 群馬県大泉町が町内の小中学生と保護者を対象に実施した「子どもの生活実態調査」で学習の理解状況を尋ねたところ、「ほとんどわからない」「あまりわからない」と回答した子どもや保護者は、年収350万円未満の世帯で計27・7%に上った。350万円以上や年収未回答の世帯は半数以下の計12・8%だった。経済格差が子どもの学習理解に影響している可能性があり、同町が対策に乗り出す。

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