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リバティおおさかの「きずな」壁画解体 希望者に破片を配布へ 大阪

取り壊し作業が始まったリバティおおさかの壁画「きずな」=大阪市浪速区で2021年1月9日午前10時27分、隈元悠太撮影

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 2020年6月に休館した大阪人権博物館(大阪市浪速区、リバティおおさか)内のホールに描かれた壁画「きずな」の取り壊し作業が始まった。作業開始時には、マスクをつけた元職員やファンら約20人が集まり、取り壊しを見守った。解体作業で出た破片は希望者に配られるという。【隈元悠太】

 壁画は花の茎が絡み合う中で7人の人が体をくねらせている構図で、縦約5・5メートル、横約23メートル。1995年の同館リニューアルでホールが新設された際、人権問題に関心があった大阪出身の画家、黒田征太郎さんが描いた。学芸員の太田恭治さん(72)は「差別がない環境で人間がつながってほしいという願いが込められている」と解説する。

 作業は9日午前に始まった。壁画にドリルが入れられると、ホールの至る所からため息が聞こえた。太田さんは「(作業を見るのは)つらい。差別はなくなることがないので、博物館は必ず再開させていきたい」と唇をかんだ。

 同館は大阪市から立ち退きを要求されたことで休館に追い込まれたが、元職員たちを中心に2022年に別の場所での再建を目指している。「きずな」は保存を検討したが、莫大な費用がかかるため見送られたという。

 壁画の破片の提供についての問い合わせは太田さん(ota1.nishihama@gmail.com)まで。

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