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花咲くおはぎ「花輝」が人気 阿波和三盆でバラやヒマワリ 添加物・着色料不使用

2020年6月に販売した「葵月」=服部製糖所提供

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 徳島県特産の阿波和三盆糖を製造販売する「服部製糖所」(阿波市吉野町西条)が2020年5月から販売している、本物の花のような見た目のおはぎ「花輝(はなひかり)」が人気を集めている。一つ一つ、手作業で作られる細やかなデザインと、あんに使用している和三盆特有の優しい甘さが特長で、県内外から注文が相次ぎ、2~3カ月待ちになる商品も。製造する服部道子さんは「想定以上の反響がありうれしい。本物の和三盆のおいしさを知ってほしい」と話している。

 おはぎは、直径14・5センチ、深さ5・5センチの容器に収められており、ふたを取ると、バラやヒマワリなど黄や赤、白、青、紫といった色とりどりの花が並び、一見すると花籠のよう。いずれも阿波和三盆糖をたっぷり使った白あんで、本物かと見間違うほどの花びらの縁や雌しべなどが再現されている。さらに、添加物・着色料不使用で、黄色はカボチャ、緑は抹茶など、自然素材を使って色付けしており、安心して口にできる点も人気となっている。

 服部さんが、フラワーアレンジメントをしていた経験と「季節感を楽しんでもらいたい」との思いから発案し、デザインから製造まで手がけている。月替わりでその季節に咲く花を取り入れており、新たな商品を楽しみにするリピーターも多いという。「花々」の下には、古代米もブレンドして軟らかく炊き上げたもち米を敷き詰めるなど、味にもこだわったという。

2020年7月に販売したヒマワリがモチーフの「皓月」=服部製糖所提供

 服部製糖所は1864年創業。阿波和三盆の製造販売を手がけるが、若い人を中心に和三盆の認知度が低いことから模索を続けてきた。その中で、新型コロナウイルスの影響で売り上げが大幅に落ち込んだことから、インターネット販売でき、手に取ってもらえる商品を考え、「花輝」の販売を決めた。

 発売後からネット交流サービス(SNS)などで話題となり、問い合わせが相次いだ。「コロナで会えない人に」と、贈答品としての購入が多いという。服部さんは反響に驚いたといい、「阿波和三盆は優しい甘さが魅力。見て楽しんで、食べておいしさを知ってもらい、伝統の阿波和三盆を守っていけたら」と話す。

 1個4320円~。通年販売と、月替わりの商品のほか、1個直径8・5センチの商品が四つセットになったアソート(3456円)も提供している。いずれも、冷凍で届けられ、解凍して味わう。

 問い合わせは、服部製糖所のサイトhttps://www.awawasanbon.com/【松山文音】

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