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社会福祉法人セクハラ訴訟 前理事長側争う姿勢 東京地裁初弁論

東京地裁=米田堅持撮影

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 障害者アートの美術館やグループホームなどを運営する社会福祉法人「グロー」(滋賀県近江八幡市)の北岡賢剛・前理事長(62)から性暴力やハラスメントを受けたとして、元女性職員ら2人がグローと北岡氏に計約4250万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が14日、東京地裁(三木素子裁判長)であり、グローと北岡氏側は争う姿勢を示した。

 訴状によると、元職員は2014年、当時理事長だった北岡氏から出張先のホテルで胸や下半身を触られた。その後もセクハラ発言などが続き、退職した。北岡氏が理事を務めた別の社会福祉法人の女性幹部は12年、酒を勧められた後、ホテルの北岡氏の部屋で上半身を裸にされるなどした。2人ともPTSD(心的外傷後ストレス障害)の症状があるという。

 グローは昨年12月、ホームページに「訴訟において主張を的確に行い、適切かつ真摯(しんし)に対応する」とのコメントを出した。北岡氏は提訴後、国の審議会委員やグローの理事長を辞任しており「係争を抱えながら理事長にとどまるのは困難」などと説明しているという。【椋田佳代】

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