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日本ラグビー協会は14日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、16日のトップリーグ(TL)の開幕を延期すると発表した。計6チームの選手ら62人に新型コロナの陽性者が確認されたためで、太田治チェアマンは「まだ再検査の人がいて、濃厚接触者の特定も難しく時間がかかる。グレーなまま試合をするのは困難」と説明した。新たな開幕日は2月上旬から中旬の見込みで、大会方式を変更して期間を短縮する。
TLでは、キヤノン、サントリー、トヨタ自動車の選手ら計44人に新型コロナの陽性者が確認されたとして、既に16、17日に実施予定だった第1節の計2試合の中止を決定していた。日本協会によると、さらに神戸製鋼10人、東芝5人、NEC3人の陽性者が出たことで実施方式の変更を決めた。岩渕健輔専務理事は「より多くの試合を中止する必要が出て、(シーズン成立の条件となる試合消化数)75%を満たす可能性が低くなった。何としても大会を成立させたい」と語った。
今季のTLは3ステージ制を予定していた。期間短縮に向け、TL16チームを2組に分けた総当たり戦▽下部に当たるトップチャレンジリーグの上位4チームを加えた20チームによるトーナメント――の2ステージ制への変更を検討している。【大谷津統一】
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