連載

ソーシャルファーム・社会的企業

罪を犯した人や障害者など、さまざまな背景の人たちが一般の人らが共に働く「ソーシャルファーム」の現場を取材した。

連載一覧

ソーシャルファーム・社会的企業

/上 「誰も排除しない」農園 「誰かのため」達成感に 埼玉福興・新井代表 /埼玉

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
刈り取った稲穂を束ねる「埼玉福興」の就労者ら=埼玉県熊谷市で2020年10月7日、中川友希撮影
刈り取った稲穂を束ねる「埼玉福興」の就労者ら=埼玉県熊谷市で2020年10月7日、中川友希撮影

 「誰も取りこぼさない」と、熊谷市と群馬県で農園を営む「埼玉福興グループ」では、過去に罪を犯した人や障害者など、さまざまな背景の人たちが一般の人たちと共に働いている。こうした企業や団体は「ソーシャルファーム(社会的企業)」と呼ばれ、創設を促す自治体も出てきた。コロナ禍で分断や差別が問われる中、多様性を尊重して歩みを進める現場を取材した。【中川友希】

 2020年10月上旬、熊谷市の埼玉福興の農園。黄金色の稲穂が広がる田んぼで、障害者の男性ら数人が稲刈りをしていた。稲の根元を鎌でザクザクと刈り取り、束ねていく。時折雑談と笑い声が聞こえた。

この記事は有料記事です。

残り1209文字(全文1479文字)

あわせて読みたい

注目の特集