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芸術さんぽ さいたま緑の森博物館(埼玉県入間市・所沢市) 「鑑賞」できる里山の自然 /東京

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雑木林の落ち葉で遊ぶ親子ら=埼玉県入間市のさいたま緑の森博物館で、尾崎修二撮影
雑木林の落ち葉で遊ぶ親子ら=埼玉県入間市のさいたま緑の森博物館で、尾崎修二撮影

 住宅街から小高い丘を上っていくと、山盛りの落ち葉を掛け合いはしゃぐ子どもたちの声が聞こえてきた。狭山丘陵に残る里山の自然そのものを展示物としている野外博物館である。

 狭山丘陵は東京、埼玉の3000ヘクタールにまたがり、アニメ映画「となりのトトロ」の舞台の一つとされる。1960~80年代、レジャー施設や宅地化など開発が進む中、地元の自然保護団体が丘陵を保全し、自然に触れ合える場を残そうと「雑木林博物館」構想を提案した。こうした声に埼玉県が応じ、95年に県の施設として開園した。

 86ヘクタールの敷地には池や湿地、小川や田んぼが点在する。木々の多くはクヌギやコナラだ。かつて堆肥(たいひ)や燃料に使う落ち葉やまきを得るため、人々は雑木林を育てながら里山で暮らしていたという。

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