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つむぐ平和

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広島二〇二一/26 中沢啓治さんの遺志を 高橋京子さん(60)=府中町 /広島

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広島市立矢野南小学校の高橋京子校長=広島市安芸区で、賀有勇撮影
広島市立矢野南小学校の高橋京子校長=広島市安芸区で、賀有勇撮影

高橋京子(たかはし・きょうこ)さん

 40年近く小学校教諭として勤めてきた。かつて被爆者は子供たちの日常生活で当たり前に登場し、直接話を聞ける身近な存在だった。しかし、時は流れ、被爆者の体験を直接聞くことは特別な経験となりつつある。

 戦争を意識すれば、表裏一体である平和についても思いが及ぶ。原爆投下から年数を重ねるごとに、子供たちが原爆や戦争を自分のこととして捉えにくくなっていると感じるようになった。

 戦争と平和という大きなスケールで捉えるのではなく、「互いの違いを尊重し、自分と他人を認める」ことなどを通じ、身近な平和づくりに取り組む。国と国がけんかをすれば戦争になる。友達とけんかをしない努力をするだけでも、立派な「平和」だと子供たちに説いている。

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