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牛草哲朗(うしくさ・てつお)さん(58)
「望ましい農政を追求する」。大役を前に意気込みを語った。
経済協力開発機構(OECD)農業委員会の議長にアジア出身者が就くのは初めて。農政課題を分析して政策提言する国際的にも注目度の高い委員会。就農者の高齢化や自然災害対策、環境に配慮した農業生産など、課題は多い。
環太平洋パートナーシップ協定(TPP)などの国際ルール作りを通じて日本の食を支えてきた。交渉相手はそれぞれの国益を背に発言してくる。容易な折衝などない。「相手の立場に思いをはせながら、自分たちの考えや熱意をいかに論理的に説明するか。語学力より中身が100倍大事だ」
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