大相撲初場所 35歳明瀬山、5連勝 返り入幕、円熟の技

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豊昇龍(左)を寄り切りで破る明瀬山=大西岳彦撮影
豊昇龍(左)を寄り切りで破る明瀬山=大西岳彦撮影

5日目(14日・両国国技館)

 約5年ぶりの返り入幕を果たした35歳の明瀬山が、円熟味のある相撲で白星を重ねている。

 立ち合いから、21歳の豊昇龍に攻め込まれたが、慌てることはなかった。腰の重さを生かして土俵際で踏ん張り、じわじわと盛り返す。相手が蹴返しや巻き替えを狙って上体が浮いたのに乗じ、落ち着いて寄って出た。「無我夢中だった。うれしい」と、細い目をさらに細めて汗を拭った。

 愛知県春日井市出身。埼玉栄高、日大と強豪校で鍛え、2008年初場所で初土俵を踏んだ。10年九州場所で新十両となったが、なかなか幕内への壁を越えられなかった。16年春場所でようやく新入幕を果たしたものの、4勝11敗と大きく負け越して1場所で陥落。その後は十両と幕下を行き来した。

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