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鶏卵汚職

大臣在任中に賄賂として現金を受け取ったとして、吉川貴盛元農相らが在宅起訴されました。背景を探ります。

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19年ぶりに閣僚経験者を汚職事件で起訴 「政治とカネ」、国会の焦点に

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吉川貴盛氏
吉川貴盛氏

 議員辞職後に在宅起訴された吉川貴盛元農相を含め、この1年で起訴された国会議員は4人。うち3人が安倍政権下で大臣・副大臣を務めた。閣僚経験者が汚職事件で起訴されるのは19年ぶりとなった。

 ロッキード事件やリクルート事件を手掛けた東京地検特捜部は、2000年代に入っても閣僚経験者の汚職事件に切り込んできた。建設省汚職事件で故中尾栄一元建設相を、KSD汚職事件で故村上正邦元労相を、それぞれ受託収賄罪で起訴したほか、02年には鈴木宗男元北海道・沖縄開発庁長官を受託収賄罪などで起訴した。しかし以後、政界汚職の捜査は低迷した。

 転機となったのは、カジノを含む統合型リゾート(IR)事業への参入を巡る汚職事件だ。特捜部は19年12月、秋元司衆院議員(49)を収賄容疑で逮捕。副国土交通相とIR担当の副内閣相在任時に計約760万円相当の賄賂を受け取ったとして、20年1~2月に起訴した。現職国会議員の逮捕は約10年ぶりだった。

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