観光車両「秋田縄文号」、2月13日から運行へ 秋田内陸縦貫鉄道

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新観光列車「秋田縄文号」の外装イメージ(秋田内陸縦貫鉄道提供)
新観光列車「秋田縄文号」の外装イメージ(秋田内陸縦貫鉄道提供)

 第三セクター・秋田内陸縦貫鉄道(本社・秋田県北秋田市)は2月13日から、新・観光車両「秋田縄文号」を運行する。2020年の新・観光列車「笑(えみ)(EMI)」(AN-8905号車)に続き、老朽化した車両を改修し、魅力ある車両で観光誘客を図るのが狙い。毎月第2土曜日の急行もりよし号として「笑」と連結運行する予定。

 同社によると、秋田縄文号は00年に製造されたAN-2001号車をベースに、秋田内陸線沿線に点在する縄文遺跡群をイメージして装飾。座席定員は43人。モニターの表示が更新される以外は車内設備は基本的にそのままだが、外観は土をイメージし、重厚感のある濃い茶色。下に縄文風のライン、車内には伊勢堂岱(どうたい)遺跡(北秋田市)を含む沿線6遺跡から出土した縄文土器、土偶などのイラストを配し、紹介している。

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