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時事ウオッチ

関西の大学で教壇に立つ気鋭の研究者4人が交代で時事問題について執筆します。

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オンライン、大学の模索=松永桂子

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 今日、明日と初めての大学入学共通テストが実施されている。入試制度の変更に加え、コロナ禍の落ち着かない日々で、例年以上に受験生は不安の中にいることだろう。2日目の明日も落ち着いて試験に臨んでほしい。

 この1年、大学は非常時対応でオンライン教育に切り替わったが、今春からはオンラインと対面を組み合わせたハイブリッド教育をどうデザインしていくか、大学は本気の変革が求められよう。1カ所に集まっての教育という呪縛は解かれた。時間や場所に縛られない教育、自国にいながら留学できたり、地方にいながら都市の大学に進学したりと、大学はこれまでとは次元の異なる学びの場を切り開いていくことになろう。

 振り返ると、授業をオンラインでするなんて昨年の今ごろでは考えられないことだった。それが、ゼミはZoom(ズーム)などのオンライン会議システムで行うのが当たり前となり、学生らは画面共有しながら研究成果をまとめる作業をしている。フィールドワークや成果発表の際には対面するが、共同研究の成果をみてもハイブリッド型の効果を実感している。

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