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私は「外国人」だけど… 日本で生まれ育ち生きる

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記事を書いたマラン・センルトイさん=大阪府吹田市で2020年11月12日午前10時19分、三角真理撮影
記事を書いたマラン・センルトイさん=大阪府吹田市で2020年11月12日午前10時19分、三角真理撮影

 <学ぶ・育つ・挑む>

 私の国籍はミャンマーだが、日本で生まれ育った。日本語を話し、日本語で考える。日本人と一緒だと思っている。それでも「外国人」という特別な目で見られてきた。(関西大2年、マラン・センルトイ)

 ★東京生まれ

 両親はミャンマーの少数民族出身で約30年前に来日した。私は東京で生まれ、地元の公立小中学校に通い、東京の高校を卒業した。国籍はミャンマーだが、一度もミャンマーに行ったことはなく、ミャンマー語も話せない。両親の少数民族の言葉が少し話せるだけだ。だから私は幼い時、自分が外国人であると思っていなかった。

 最初にひっかかったのは保育園のころ。先生が保護者向けノートを配る時「自分の親の名前を言った人から渡していくよー」と言った。私は、親の名前を言えず泣き出した。両親のカタカナの名前が、友達の親の名前と全然違うのが恥ずかしかったためか、外国の名前がスラスラ言えなかったためか。そこはよく覚えていない。これが初めて「周りと私は違うのでは」と思った出来事だった。

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