「地租改正」前の高岸村絵図、伊予市文化財に指定 「県内で類例ない詳細さ」 /愛媛

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田、畑、家、道、社寺などが克明に色分けされた「明治六年高岸村絵図」を示す柚山俊夫・県立伊予高教諭(左)=伊予市米湊で2020年12月23日、松倉展人撮影
田、畑、家、道、社寺などが克明に色分けされた「明治六年高岸村絵図」を示す柚山俊夫・県立伊予高教諭(左)=伊予市米湊で2020年12月23日、松倉展人撮影

 1873(明治6)年の高岸村(現、伊予市双海町高岸)を色彩豊かに描いた古地図「明治六年高岸村絵図」が、伊予市指定文化財となった。明治政府がこの年から進めた土地・税制改革「地租改正」を前に村役場が作成したとみられ、分析を進めた柚山俊夫・県立伊予高教諭(59)は「この時代、田や畑、家などの土地1筆ずつに小字(こあざ)名を詳細に記した絵図は県内に類例がない」と歴史的価値を説明している。【松倉展人】

 絵図は縦、横約138センチ。江戸時代に庄屋だった市内の旧家に伝わり、2005年に刊行された「双海町誌」の口絵にも使われた。柚山さんが所有者の厚意で19年から調査を進め、貴重な歴史資料であることが分かった。

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