欧州、EV販売急拡大 各国優遇策が後押し ノルウェー新車、5割超す

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 欧州各国で、電気自動車(EV)の販売が急増している。新型コロナウイルスの感染拡大で新車販売が大きく落ち込む中でも活況なのは、各国政府がEVシフトを後押しするため、税制など各種の優遇策を打ち出しているためだ。政府による規制と支援策で、自動車市場の構造転換がじわりと進んでいる。

 独アウディ「e-tron(イートロン)」、米テスラ「モデル3」、独フォルクスワーゲン「ID・3」、日産自動車「リーフ」。ノルウェーの2020年新車販売台数(乗用車)の上位はEVが席巻した。ノルウェー道路交通情報評議会(OFV)によると、EVの割合は新車販売台数全体の54・3%に達した。10年前は1%程度だったが、近年、販売が急増。通年でEVが過半を占めるのは初めてで、OFVは「世界記録だ」と胸を張る。

 販売台数全体では前年比0・7%減と微減になる中、EVは27・3%増、プラグインハイブリッド車(PHV)も49・8%増と大きく伸長。対照的にガソリン車とディーゼル車はほぼ半減し、「脱ガソリン車」の流れが鮮明になっている。

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