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(創元社・4400円)
人生のあゆみだとか、未来に向かって歩きだそうとか、歩行はいつも生きることの比喩に使われる。つまり人間にとって歩くことはそれだけ根源的なのだ。高度に発達した、自由度の高い歩行を実現したのは、人類の足の構造である。それをあらゆる角度から分析するのがこの本だ。著者は整形外科医であるが、ヒトはいつ、どのように直立二足歩行を始めたかという問題に取り組んで足の研究に没頭し、その…
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