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新型コロナ 世界の死者数200万人超える 3カ月半で倍増 米は最多39万人

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新型コロナの感染検査を受ける男性=パナマのパナマ市で2021年1月15日、AP 拡大
新型コロナの感染検査を受ける男性=パナマのパナマ市で2021年1月15日、AP

 米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると15日、新型コロナウイルス感染症による世界の死者は200万人を超えた。昨年9月末に100万人を突破したが、約3カ月半で倍増。一方で世界保健機関(WHO)はウイルス対策の緊急委員会を開き、現時点ではワクチン接種や免疫獲得の証明を海外渡航の条件にしないよう提言した。

 新型コロナの最初の死者は昨年1月9日に中国で確認された後、9月29日に100万人を突破。11月以降は昨春の大流行を上回るペースで増えている。世界全体の感染者数は9300万を超す。

「ワクチンパスポート」 WHO勧めず

 ワクチン接種の証明は「ワクチンパスポート」と呼ばれる。飛行機の搭乗や、大学の講義出席やコンサート鑑賞などの条件とすることにより、人々の移動や経済活動を活性化させる効果が指摘されている。スマートフォンなどにデジタル形式で所持することを想定し、デンマークなどが開発を始めた。

 WHOは新型コロナのワクチンの効果に不明な点が残ることや、入手できる国や地域が限られている点を踏まえ、「パスポート」を勧めない立場を示した。また緊急委員会は15日、中低所得国へのワクチンの技術移転を促し生産能力を強化するように提言。世界各地で広がる変異株については、各国が監視を強め、ワクチンや治療薬などの有効性に影響がないか検証するよう呼びかけた。

 緊急委員会は、昨年1月30日に新型コロナを「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」と認定し、直後にテドロス事務局長が緊急事態宣言を出した。委員会はその後も3カ月ごとに開かれ、テドロス氏は今回も緊急事態の継続を決めた。

 新型コロナの国別の死者数は、約39万人の米国が最多となり、約20万人のブラジル、約15万人のインドが続く。テドロス氏は15日の記者会見で、「地域や家庭での感染連鎖を断ち切れていない。医療従事者に多大な負荷がかかっている。ウイルスを抑え込めば、変異も抑えられる」と訴えた。【パリ久野華代】

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