「分断」につけこむロシアの情報戦 小泉悠氏が警告する日本の「甘さ」

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インタビューに答える小泉悠・東京大特任助教=東京都目黒区で2020年12月25日、宮本明登撮影
インタビューに答える小泉悠・東京大特任助教=東京都目黒区で2020年12月25日、宮本明登撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、インターネット上の偽情報が問題視されている。ロシアが組織的に取り組んでいるとされる情報戦について、東京大先端科学技術研究センター特任助教の小泉悠さんに聞いた。【聞き手・木下訓明】

マルウエアを大規模に送り込みシステムの混乱引き起こす

 ――ロシアのサイバー攻撃や偽情報を巡る考え方について聞かせてください。

 ◆ロシアでは「情報安全保障」と言っている。これはサイバー空間や既存メディア、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)での情報をコントロールする考え方で、その一部として「サイバー安全保障」がある。

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