東日本大震災10年

県立博物館で企画展 遺産に被災者の思い添え 「復興考えるきっかけに」 /福島

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いわき市の海岸の模型や津波が押し寄せた南相馬市の介護施設の壁などが並ぶ展示室=福島県会津若松市の県立博物館で2021年1月16日、三浦研吾撮影
いわき市の海岸の模型や津波が押し寄せた南相馬市の介護施設の壁などが並ぶ展示室=福島県会津若松市の県立博物館で2021年1月16日、三浦研吾撮影

 東日本大震災から10年となるのを前に、会津若松市の県立博物館で16日、企画展「震災遺産を考える」が開幕した。2016年から毎年、震災の時期に合わせて特集展を開いてきたが、今回は収集に携わった学芸員や被災者の思いなど新たな視点を加え、この先につながる内容となっている。3月21日まで。【三浦研吾】

 展示室では、地震発生直後に1日だけ設置された富岡町の災害対策本部を再現。津波や原発の状態が記された手書きのメモや地図、ホワイトボードなども残されたままの状態にした。

 また、除染のために伐採された浪江町の神社の神木やJR常磐線の線路の一部、津波の跡が残った南相馬市の介護老人保健施設の壁など174件を展示している。閉校となった南相馬市立真野小の校庭にあった日時計など、今回新たに展示した資料もある。

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