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コロナで変わる世界

第2部 パンデミックと社会/9止 巣ごもり増、地殻変動 ハリウッド、配信シフト

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映画館が閉鎖中のため、新作「ワンダーウーマン1984」を公開日に自宅でコスプレをして配信サービスで鑑賞したザラ・エスピノザさん=米中西部イリノイ州シカゴで20年12月25日(本人提供)
映画館が閉鎖中のため、新作「ワンダーウーマン1984」を公開日に自宅でコスプレをして配信サービスで鑑賞したザラ・エスピノザさん=米中西部イリノイ州シカゴで20年12月25日(本人提供)

 新型コロナウイルスの感染拡大は、エンターテインメントの世界にも変化をもたらした。なかでも、映画業界では大きな地殻変動が起きつつある。【福永方人(ロサンゼルス)、岩壁峻】

 米西部カリフォルニア州にある映画の都ハリウッド。米アカデミー賞の授賞式が開かれる「ドルビーシアター」や映画館などは休業中で、観光名所は新型コロナの感染拡大が始まった2020年3月以降、閑古鳥が鳴く。スター俳優らの名前を刻んだ星形プレートが並ぶ「ウオーク・オブ・フェーム」(名声の歩道)の人通りもまばら。観光客との記念撮影でチップを稼ぐスパイダーマンのコスプレをした男性が重い足取りで行き来していた。「売り上げはコロナ前の半分以下。給料も半減し、家族を養うのは厳しい。早くにぎわいが戻ってほしい」。近くの土産物店の店員、カルロス・ガルシアさん(48)は客のいない店内でマスク越しに訴えた。

 ハリウッドを含むロサンゼルスやニューヨークなどの大都市では映画館の閉鎖が続いており、全米では約6割の映画館が今も営業していない。新作の公開延期が相次いでおり、映画製作も停滞。米調査会社コムスコアによると、20年の北米の興行収入は前年比8割減の約23億ドル(約2400億円)で、過去40年間で最低となった。映画関係の失業者数も既に約19万人に上るとされる。世界中から人材と資金を集めて世界の映画産業を…

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