大相撲初場所 正代、悔しさ胸に「自然体」

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阿武咲(左)を押し出しで降した正代=宮武祐希撮影
阿武咲(左)を押し出しで降した正代=宮武祐希撮影

7日目(16日・両国国技館)

 物足りなさが目立つ大関陣にあって、カド番の正代が1敗を守り、看板力士の面目を保っている。この日は動きのいい阿武咲を右を差して組み止め、そのまま前に出て力強く土俵下まで押し出した。「立ち合いから出足が良かった。落ち着いて取り切れている」と納得の表情だ。

 昨年秋場所で初優勝し、大関に昇進。2連覇がかかった11月場所は新大関の気負いが裏目に出たのか、3日目に左足首を痛めて途中休場を余儀なくされた。休場中はテレビに映る自分がいない土俵を見て「すごく違和感があった」。悔しさを晴らそうと、11月場所中から痛めた患部を避けるようにトレーニングも再開。12月の合同稽古(けいこ)には参加せず、自分のペースで照準を合わせてきた。

 部屋の兄弟子でもあった井筒親方(元関脇・豊ノ島)が「相撲は不細工だが、足の運びは天才的。思い切りの良さもある。誰にでもできるものじゃない」と高く評価する才能の持ち主だ。カド番にも正代は「結果はどうであれ、悔いが残らないように」と自然体で臨んでいる。

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