大相撲初場所 照強は祈る 「この日は負けられない」 1995.1.17、淡路島で生まれて

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豊山との取組前に塩をまく照強=宮武祐希撮影
豊山との取組前に塩をまく照強=宮武祐希撮影

 今年も「この日」がやってきた。阪神大震災が起きた1995年1月17日、地震の直撃を受けた兵庫県の淡路島で誕生した前頭・照強(伊勢ケ浜部屋)。毎年、大相撲初場所中に迎える誕生日を「『この日』に相撲を取ることが責任」と強調する。今場所は序盤に左腕を痛め、7日目を終えて3勝4敗と苦しんでいるが「つらいときこそ島の人たちの顔を思い出して、頑張ろう」と奮闘している。【黒川優】

 照強は兵庫県旧三原町(現南あわじ市)出身。95年1月17日、地震発生から15時間後、兵庫県立淡路病院(当時)=洲本市=で生まれた。救急車はもちろん、消防車やパトカーのサイレンが鳴り響いていた。幼い頃から繰り返し、被災を記録した映像を見せられて育ったが、「『この日』に生まれたと聞かされても、自覚なんてなかった」と振り返る。

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