小椋谷の木地師育成 惟喬親王の伝承地に迫る 東近江・野々宮神社宮司が本出版 /滋賀

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写真も豊富に掲載した「惟喬親王伝説を旅する」=伊藤信司撮影
写真も豊富に掲載した「惟喬親王伝説を旅する」=伊藤信司撮影

 皇位継承争いに敗れた後、東近江市の小椋谷に住んだという惟喬(これたか)親王(844~897年)をテーマにした書籍「惟喬親王伝説を旅する」を、同市内の野々宮神社宮司、中島伸男さん(86)が出版した。惟喬親王は小椋谷で轆轤(ろくろ)を考案し、盆や椀(わん)を作る木地師を育てたとされる。県内各地に加え、京都や大阪、三重、奈良、神奈川、石川、福井、福島の各府県にも足を延ばし、多様な伝説に迫った労作だ。【伊藤信司】

 中島さんは東近江市に合併する前の旧八日市市で、市史編さん室長などを務めた。惟喬親王と庶民の交流に魅力を感じ、伝承地を訪ね歩いてきた。本書は、2008~20年に日本工芸館(大阪市)の機関誌に連載した記事を中心に再編集した。

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