卓球 全日本選手権 石川、涙の逆転日本一 5大会ぶり「もう無理と思ったことも」 波乱の男子、及川が初制覇

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女子シングルス決勝、大逆転で伊藤(左)を破りガッツポーズする石川=代表撮影
女子シングルス決勝、大逆転で伊藤(左)を破りガッツポーズする石川=代表撮影

進化するベテラン

 最終の第7ゲームも9―9までもつれ込む大激戦。2連続得点を挙げた石川が両手を突き上げると、自然に涙がこぼれた。「(優勝は)もう無理じゃないかと思ったし、言われたこともある」。率直な胸の内を明かした。

 日本のエースの伊藤を相手に「胸を借りるつもり」と臨んだが、ゲームカウント1―3と追い込まれる苦しい展開。それでも「プレーの感覚は悪くない」と言い聞かせた。強気の強打に時折、ループドライブなど緩急を織り交ぜて伊藤のミスを誘った。最終ゲームは伊藤の猛烈な追い上げにさらされたが、気持ちは揺るがなかった。

 2011年に17歳で初めて全日本を制し、その後3連覇を飾るなど、女王に君臨してきた石川も2月で28歳になる。10代の選手が活躍する現在の卓球界では、ベテランの部類だ。今大会で4強入りした伊藤と早田は20歳、準決勝で降した木原は16歳。「昔は4強に入ると自分が一番年下だったが、いつの間にか一番年上。時の流れを感じる」とも話す。だが、技術面でバックハンドに磨きをかけて今大会の得点源にするなど進化を追…

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