神奈川・秦野市 葉ニンニク 炒め物との相性抜群 栽培時、鳥獣被害防ぐ匂い /東京
毎日新聞
2021/1/19 地方版
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神奈川県秦野市のJAはだのが、葉や茎の部分を食べる葉ニンニクを地域振興作物として生産している。一般的な球根のニンニクと比べ、栽培期間は約2カ月と短い。刻むだけで料理に手軽に使えるだけでなく、葉や茎にあるニンニク特有の匂いのおかげで鳥やイノシシなどから食害にも遭いにくいため、農家の食害対策の費用軽減にも役立っている。【長真一】
秦野市は周囲が山で囲まれた盆地で、農作物は鳥獣被害が絶えない。長年被害に悩まされてきた地元農家がはだの都市農業支援センターと神奈川県農業技術センターに相談。2015年から葉ニンニクの試験栽培を始め、栽培方法や鳥獣被害の状況などを検証した。
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