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佐藤嗣道(さとう・つぐみち)さん(58)
「問題があれば、その兆候をできるだけ早くつかみ、警告や提言を迅速に出す。それが被害の拡大を防ぐうえで最も大切だ」
2020年9月、厚生労働省に設置された「医薬品等行政評価・監視委員会」。その委員としての思いをこう語った。有識者らで構成する第三者組織で、医薬品の安全管理や薬事制度に目を光らせ、薬害防止を目指す。
薬の効果や影響を大学で研究する、薬剤疫学の専門家だ。その一方で薬害被害の当事者という顔も持つ。
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