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「ワクチン外交」で存在感増す中国 途上国中心に浸透 無償提供も

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中国製ワクチンを接種する保健関係者=インドネシア・バリ島で14日、AP
中国製ワクチンを接種する保健関係者=インドネシア・バリ島で14日、AP

 世界各国が新型コロナウイルスワクチンの確保に悩む中、新興・途上国を中心に中国製のワクチンが浸透し始めている。中国の王毅国務委員兼外相は年初恒例のアフリカ訪問、続く1月中旬の東南アジア4カ国訪問で、各国にワクチンの供与を含む連携を強く呼びかけた。欧米がワクチン供給で自国と先進国を優先する中、「ワクチン外交」で中国の存在感が増している。

 習近平指導部にとって、中国製ワクチンは国力を内外に示し、「パンデミック(世界的大流行)の震源地」という負のイメージを払拭(ふっしょく)する絶好の材料だ。途上国は、各国が共同出資する国際的な枠組み「COVAX(コバックス)ファシリティー」などを通じてワクチンを入手する方針だが、供給量が限定され、時期も未定だ。そのため、東南アジアを中心に、多くの国が中国製ワクチンの導入に動く。

 中国は、財政基盤の弱いミャンマーやカンボジア、ラオスに対し、ワクチンの無償提供を打ち出した。11日に訪問したミャンマーでは、アウンサンスーチー国家顧問兼外相らと会談。「感染対策を通じて両国の友情はさらに深まった」と強調し、30万回分の提供を申し出た。

 AFP通信によると、…

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