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2人に1人ががんになるといわれる現在の日本で、治療を受ける病院をどうやって選ぶのか。どこでも等しくがん治療が受けられるよう、国は一定要件を満たした病院の整備を進めるが、選択のための情報を手に入れるのは難しい。この現状を改善しようと、膵臓(すいぞう)がんを克服した「がんサバイバー」の高齢男性が大学院で2年間、情報提供モデルの研究に取り組んだ。2020年春に学位取得後も大学院に籍を残し、研究を続ける。学びの最前線にいる「83歳」の日常から浮かぶものは――。
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