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2021年が明けました。今年は埼玉県が誕生して150年。さらには、深谷市出身の実業家で近代日本を作った渋沢栄一(1840~1931年)が主人公となったNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」の放送が始まります。「埼玉の年が来ました!」と声を大にしたいところです。
12月21日の「ひるまえほっと」で「渋沢の故郷を現代に~大河ドラマの舞台裏」と題したリポートをご紹介しました。私は、渋沢の故郷・深谷市血洗島を大規模に再現したオープンセットなどを取材しました。
血洗島を再現したオープンセットは群馬県安中市に作られたのですが、まず、その巨大さにびっくりさせられました。少年時代の渋沢がいとこの尾高惇忠(1830~1901年)の家に論語を習いに通った約1キロの道は「論語の道」と呼ばれています。セットでは、渋沢の家(「中の家(なかんち)」)から約600メートル先に尾高の家が作られました。担当者に聞きましたが「大河でも異例の規模の大きさ」とのことでした。
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