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災害の時、外国人にうまく情報を伝えられるよう考えられた「やさしい日本語」を知ってほしいと、名古屋市立大生らが動画を製作した。中区役所の職員向け教材だが、動画投稿サイト「ユーチューブ」で一般にも公開。「新型コロナウイルスでも、情報が正しく伝わらず混乱や誤解をする外国人がいる。多くの人に役立ててもらいたい」と話している。【太田敦子】
「やさしい日本語」は、主語、述語をはっきりさせ、簡単な言い回しを心がける。難しい言葉や敬語、方言は避け、書き言葉は漢字にルビを振る。高齢者や障害のある人、子どもにも理解しやすい。同区は住民の約1割が外国人。職員は多国籍の人と接する機会が多いため、多文化共生を学ぶ同大の山本明代ゼミに研修用教材づくりを依頼した。
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