- Twitter
- Facebook
- はてなブックマーク
- メール
- リンク
- 印刷

<sui-setsu>
公衆衛生上、店舗の時短・休業がどうしても必要というなら、合理的な財政支援とセットのペナルティーを否定はできない。
だが蓋(ふた)を開けてみたら、急ごしらえの政府案は、飲食店対策に悪乗りしたように、いかめしい制裁のてんこ盛りになっていた。
保健所の追跡調査を拒んだり、ウソをついたりしたら罰金。自宅やホテルでの療養指示に従わず、入院も拒否した感染者は懲役か罰金。新型コロナ患者用にベッドを増やす行政の「勧告」に応じない病院は名前を公表……。
海外からの帰国・入国者が14日間の自己隔離を守らなかったら、個人名を公表するぞというものもある。暮れに入国した英国人男性が勝手に東京・六本木のバーに行き、日本人の同席者が変異株に感染したために追加された。
この記事は有料記事です。
残り695文字(全文1030文字)