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新型コロナ 中国「ワクチン外交」着々 欧米製買えぬ途上国に無償提供 「大流行の震源地」払拭狙う

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 世界各国が新型コロナウイルスワクチンの確保に悩む中、新興・途上国を中心に中国製のワクチンが浸透し始めている。中国の王毅国務委員兼外相は年初恒例のアフリカ訪問、続く1月中旬の東南アジア4カ国訪問で、各国にワクチンの供与を含む連携を強く呼びかけた。欧米がワクチン供給で自国と先進国を優先する中、「ワクチン外交」で中国の存在感が増している。

 習近平指導部にとって、中国製ワクチンは国力を内外に示し、「パンデミック(世界的大流行)の震源地」という負のイメージを払拭(ふっしょく)する絶好の材料だ。途上国は、各国が共同出資する国際的な枠組み「COVAX(コバックス)ファシリティー」などを通じてワクチンを入手する方針だが、供給量が限定され、時期も未定だ。そのため、東南アジアを中心に、多くの国が中国製ワクチンの導入に動く。

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