年に1度「寒糊炊き」 10年寝かせ文化財修復用に 100年たっても和紙傷めず 九州国立博物館
毎日新聞
2021/1/20 10:37(最終更新 1/20 10:37)
有料記事
453文字
- Twitter
- Facebook
- はてなブックマーク
- メール
- リンク
- 印刷

九州国立博物館(福岡県太宰府市)の文化財修復に使う古糊(ふるのり)を作る「寒糊炊(かんのりだ)き」が19日、同館であった。年に1度、気温が低く雑菌が繁殖しにくい大寒の頃に作っている。
作業には国宝修理装潢師(そうこうし)連盟(京都市)に加盟する「修理工房宰匠(ざいしょう)」(筑紫野市)の技術者と館の職員が当たった。小麦のでんぷんと精製水をずんどう鍋に入れ、ガ…
この記事は有料記事です。
残り272文字(全文453文字)