葛西臨海水族園 都が現施設の活用検討 老朽化で建て替え 建築家から新案も

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ガラスドームがシンボルの葛西臨海水族園=東京都江戸川区で2019年10月、永田晶子撮影
ガラスドームがシンボルの葛西臨海水族園=東京都江戸川区で2019年10月、永田晶子撮影

 老朽化に伴い、隣の敷地に建て替えが決まっている葛西臨海水族園(江戸川区)について、ガラスドームが印象的な現施設の保存を求める都民の声を受け、都が活用に前向きな姿勢を示している。建築家らからは現施設を新しい水族園と通路でつなげる案も提案され、どのように活用されるかが焦点になっている。【竹内麻子】

 都は当初、現施設について、新たな水族園に水槽などを移した後、建物の状態を調査して保存の是非を決めるとした。しかし、世界的建築家の谷口吉生さん(83)が設計し、周辺の海との調和が図られたデザインは建築物としての評価が高く、取り壊しの可能性を懸念した建築家や市民から保存を求める強い要望が上がっていた。

 意見を踏まえ、都は昨年9月、「既存施設を有効に活用する方向で検討する」と保存活用を前提とする方針を示した。今後、新施設の整備と並行して採算性などを検討し、建物の状態を確認した上で活用方法を決めることにしている。

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