iPS由来細胞移植 対象疾患拡大を了承 厚労省部会 神戸アイセンターが実施へ

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厚生労働省が入る中央合同庁舎第5号館=東京・霞が関で、竹内紀臣撮影
厚生労働省が入る中央合同庁舎第5号館=東京・霞が関で、竹内紀臣撮影

 厚生労働省の再生医療等評価部会は20日、iPS細胞(人工多能性幹細胞)から作った細胞を「網膜色素上皮(RPE)不全症」という目の疾患の患者に移植し、視力の維持や回復を図る神戸市立神戸アイセンター病院の臨床研究計画を了承した。iPS細胞を使った臨床研究で、目の対象疾患が増えることになる。同病院によると、今春にも1例目の移植手術を実施する予定。

 RPE不全症は、加齢黄斑変性の萎縮型や網膜色素変性の一部を含む、RPE細胞の異常が原因となる疾患の総称。RPEは光を感じる視細胞に栄養を送ったり、老廃物を排除したりする役割を担っており、この機能が低下すると栄養補給が途絶えて視力の低下や、視野狭さくが起こる。

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