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岩手大農学部の宮崎雅雄教授(46)らの研究グループが、マタタビを嗅いだ猫がゴロゴロと転がるのは、蚊を遠ざけるための行動であると突き止めた。論文は米科学誌「サイエンスアドバンシズ」に掲載された。19日に同大で記者会見した宮崎教授は、8年におよぶ研究を振り返り、「猫の行動に隠された意義があったのが非常に面白く奥深い」と語った。
名古屋大や京都大、英リバプール大との共同研究で解明した。研究を始めたきっかけは名古屋大の西川俊夫教授が高校時代、猫がマタタビに反応することに興味を持ったことだったという。西川教授が、猫を専門に研究している宮崎教授を誘い、プロジェクトが始まった。
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