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バイデン大統領就任(その1) 米、「対中強硬」維持へ 側近「中国打ち負かす」

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19日の上院公聴会で、対中強硬方針を表明したバイデン新政権の国務長官候補ブリンケン氏=2021年1月19日、AP
19日の上院公聴会で、対中強硬方針を表明したバイデン新政権の国務長官候補ブリンケン氏=2021年1月19日、AP

 20日に就任する米国のバイデン新大統領の下、日米・米中関係も新たな局面に入る。トランプ政権が進めた中国への強硬姿勢は継承されるのか。緊密な日米協力は続くのか。国際協調路線を掲げるバイデン新政権の戦略を探った。

 「多くの分野でそのやり方には賛成できないが、トランプ大統領の中国に対する厳しいアプローチは正しかった」。新政権の閣僚承認に向けた19日の上院公聴会。バイデン氏の側近である国務長官候補のブリンケン元国務副長官はそう強調した。中国を「打ち負かすことができる」とも発言。国防長官候補のオースティン元中央軍司令官も対中政策が「最も重要な挑戦」と説明し、新政権が中国に厳しい姿勢で臨むことを明らかにした。

 実際、ブリンケン氏は前任者となるポンペオ国務長官から対中圧力路線を「引き継いだ」格好だ。ポンペオ氏は19日、中国による新疆ウイグル自治区での少数民族ウイグル族らの弾圧を「ジェノサイド(大量虐殺)」と認定。これについてブリンケン氏は公聴会で「賛成する」と述べている。

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