NHK森下経営委員長、続投へ かんぽ報道で番組介入疑い 資質疑問視する声も

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森下俊三 NHK経営委員長=東京都渋谷区のNHK放送センターで2019年12月24日午後7時9分、藤井達也撮影
森下俊三 NHK経営委員長=東京都渋谷区のNHK放送センターで2019年12月24日午後7時9分、藤井達也撮影

 NHK経営委員会(定数12)は21日、2月末で委員の任期が切れる森下俊三委員長(75)を続投させる方向で検討に入った。政府・与党も森下氏の委員長続投を前提に調整しており、政府は21日の衆参両院の議院運営委員会理事会に、森下氏の再任など2月末で任期を迎える委員4人の人事案を提示した。

 森下氏は委員長代行時代の2018年、かんぽ生命保険の不正販売を報じたNHK番組を巡り、「作り方に問題があった」などと批判。放送法が禁じる委員の番組介入の疑いが強い発言を行い、当時のNHK会長への厳重注意を主導した。野党などから委員長としての資質が疑問視されている。

 経営委はNHK執行部を監督する最高意思決定機関。森下氏は元NTT西日本社長で、今は関西情報センター会長を務めている。15年3月にNHK経営委員(任期3年)となり、2期目。委員長代行を経て、19年12月に委員長に就任した。森下氏の委員再任は、野党が反対しても、与党の賛成多数で承認される見通し。経営委員長は放送法の規定により、委員の互選で決まる。複数の経営委員は「森下氏以外に候補はいないし、本人も意…

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