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バイデン政権2021

第46代米大統領となったバイデン氏。分断された国内や不安定化する国際情勢にどう対応するのでしょうか。

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バイデン大統領が直面する困難な戦い 「事実を重んじる社会の再生」

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就任式で宣誓するバイデン米大統領=ワシントンで20日、AP
就任式で宣誓するバイデン米大統領=ワシントンで20日、AP

北米総局長・古本陽荘

 バイデン米大統領が就任演説の中で、米国が直面する課題として名指ししたのは、「対テロ戦争」でも「大国間競争」でもなく、米社会にあふれる「偽情報」との戦いだった。1月6日の連邦議会への乱入事件で、米国の民主主義は大きく揺らいだ。この事件の背景にあったのも「大統領選で大規模な不正があった」という偽情報だった。

 事件現場の連邦議会前では、「国家を救おう」との声が拡声器から鳴り響いていた。「不正選挙で選ばれた大統領は認めない」という主張が、「自分たちで民主主義を守る」という理屈を生み出し、暴力を正当化した。ソーシャルメディアや保守系テレビ・ラジオによって、偽情報はすさまじい勢いでトランプ前大統領の支持者の間に拡散した。

 今後「さらなる暴力事件が起きる」と予測する専門家は少なくない。また、各種世論調査ではいまだに、野党となった共和党の支持者の過半数が「選挙で大規模な不正があった」と回答している。

 バイデン氏は「私に同意できないなら、そのままでいい。それが民主主義だ」と語った。しかし、それは、…

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