バチカン外相「核兵器のない世界への不可欠な一歩」 主な一問一答

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バチカンのポール・リチャード・ギャラガー外務局長=2019年11月、久野華代撮影
バチカンのポール・リチャード・ギャラガー外務局長=2019年11月、久野華代撮影

 核兵器禁止条約が22日に発効するにあたって、批准した51カ国・地域の中で、タイ、ガイアナとともに最も早く批准したキリスト教カトリックの総本山バチカンのポール・リチャード・ギャラガー外務局長(外相に相当)が毎日新聞の取材に応じた。主なやりとりは次の通り。

 ――核兵器禁止条約の発効には、どんな意義があるのでしょうか。

 ◆フランシスコ・ローマ教皇は2017年3月、核兵器廃絶を議論する国連会議の冒頭で強調した。「恐怖に基づいた安定は、実際には恐怖を助長し相互不信を招くだけであり、持続可能な安定にはなり得ないことを肝に銘じなければならない」。私たちはどのような安全保障を必要としており、それを得るための最良の手段が何かを自問する必要がある。国際的な平和と安全保障は、相互破壊の脅威などに基づくものではなく、正義や基本的…

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