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第79期名人戦

現在棋界最多の3冠を誇る渡辺明名人に挑むのは誰か?第79期名人戦と順位戦を特集します。

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第79期名人戦A級順位戦 菅井竜也八段-糸谷哲郎八段 第28局の3

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コクのある応酬

 菅井は[先]6五桂と飛車を取った。対して[後]同飛成は、[先]7七桂と遊び駒を活用して味がよい。糸谷は構わず、[後]4七歩成と攻め込んだ。[先]4五角成は[後]6五飛成。今度は馬取りの先手だ。

 菅井は[先]6三角成から[先]8二飛と、ギアを緩めるような指し方。[後]3一金寄と手順に固めさせるのは損に見えるが、大駒のポジショニングを重視するのが菅井流。派手な技を繰り出すために、水面下でじっと力をためているのだろう。

 控室では[後]6六角が自然な攻防手と見ていた。しかし糸谷は、1マスずらして[後]5六角。菅井はすかさず[先]4八歩~[先]4七銀と埋める。防波堤を築くのが振り穴らしい実戦的な手段で、糸谷は「[先]4七銀と打たれて、正確に指す自信がなくなった」と局後明かした。

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