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バイデン政権2021

第46代米大統領となったバイデン氏。分断された国内や不安定化する国際情勢にどう対応するのでしょうか。

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バイデン政権、新STARTを5年延長の意向 米露唯一の核軍縮の枠組み、維持へ

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黒いマスクを手に新型コロナウイルス対策について話すバイデン米大統領=ワシントンのホワイトハウスで2021年1月21日、AP
黒いマスクを手に新型コロナウイルス対策について話すバイデン米大統領=ワシントンのホワイトハウスで2021年1月21日、AP

 米ホワイトハウスのサキ報道官は21日の記者会見で、米露の新戦略兵器削減条約(新START)について、バイデン新政権が条約の規定上最長である5年間延長する意向を明らかにした。ロシア側も前向きな姿勢を示しており、米露間で唯一残された核軍縮の枠組みは、維持される見通しとなった。

 条約は2月5日に失効期限を迎える。サキ氏は会見で「バイデン大統領は条約が米国の安全保障上の利益にかなうと明確にしてきた。ロシアとの関係が敵対的である今こそ、延長に意味がある」と述べた。バイデン氏はこれまで「条約の延長を追求する」としていたが、延長期間は明確にしていなかった。

 露外務省は、バイデン氏が大統領に就任した20日、5年の延長を求める声明を出している。ロイター通信によると、ロシアのペスコフ大統領報道官は22日、米国の意向を歓迎する一方、米側からの具体的な提案内容の検討が重要との見方を示した。延長が決まれば、米露はその期間を利用し、新たな軍備管理のあり方を協議するとみられる。

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