20年の自殺者数2万919人 11年ぶり増加 コロナ影響の可能性

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厚生労働省が入る中央合同庁舎第5号館=東京・霞が関で、竹内紀臣撮影
厚生労働省が入る中央合同庁舎第5号館=東京・霞が関で、竹内紀臣撮影

 厚生労働省は22日、国内の2020年の自殺者数(速報値)が2万919人(前年比750人増)だったと発表した。10年からは毎年、減少が続いていたが11年ぶりに増加に転じた。新型コロナウイルスの感染拡大による経済情勢の悪化や家庭環境の変化などが影響した可能性がある。

 性別では、男性が1万3943人(前年比135人減)で11年連続で減少したが、女性は6976人(前年比885人増)と2年ぶりに増加した。人口10万人当たりの自殺者数を示す自殺死亡率は16・6だった。

 警察庁の自殺統計を厚労省がまとめた。年間自殺者数は1997年まで2万人台で推移し、98年以降は14年連続で3万人超が続いた。03年には最多の3万4427人に達したが、12年以降は3万人を下回っている。【村田拓也】

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