玉城知事、第32軍司令部壕公開に意欲 首里城公園地下「沖縄戦の事実を体感」

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
旧日本陸軍第32軍の司令部壕=那覇市で(代表撮影)
旧日本陸軍第32軍の司令部壕=那覇市で(代表撮影)

 太平洋戦争末期の沖縄戦で首里城(那覇市)地下に掘られた旧日本陸軍第32軍の司令部壕(ごう)について、沖縄県の玉城(たまき)デニー知事は22日、「歴史の事実を体感し、平和を学べる貴重な遺跡として可能な限り活用したい」と公開に意欲を示した。壕を管理する県はこれまで「安全面から公開は困難」としてきたが、2019年10月の首里城火災を機に高まった公開を求める世論を受けて、玉城知事が再検討を約束していた。

 公開の可否について検討する有識者委員会の初会合があった22日、玉城知事は「司令部壕は住民を巻き込んだし烈な沖縄戦の軍事的中枢施設。戦争の不条理さ、残酷さとともに平和の尊さを伝える重要な戦争遺跡だ」とあいさつ。委員との懇談では「公開の範囲や保存の仕方を議論いただき、可能な限り貴重な遺跡として活用したい」と語った。

この記事は有料記事です。

残り326文字(全文683文字)

あわせて読みたい

注目の特集