脳しんとうの力士が取り直し 土俵の安全性に警鐘 協会、初場所後に本格協議へ

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大相撲初場所10日目、「待った」がかかった立ち合いで朝玉勢と頭からぶつかり、倒れる幕下の湘南乃海(奥)=東京・両国国技館で2021年1月19日
大相撲初場所10日目、「待った」がかかった立ち合いで朝玉勢と頭からぶつかり、倒れる幕下の湘南乃海(奥)=東京・両国国技館で2021年1月19日

 東京・両国国技館で開催された大相撲初場所で、土俵の安全性に一石を投じる取組があった。立ち合い不成立となった取組で、頭から当たった力士が立てなくなったにもかかわらず、回復後に取り直しの一番が行われたのだ。インターネット上には取組を続行させた判断の是非を問う投稿が相次いだ。大けがと常に隣り合わせの大相撲。どう対処すべきだったのか。

 初場所10日目の19日に行われた幕下の湘南乃海(22)=高田川部屋=と朝玉勢(27)=高砂部屋=の一番。両者は立ち合いで頭から激しくぶつかり、湘南乃海が腰から倒れ込んだ。取組は行司の「待った」で不成立となり取り直しになったが、ふらつく湘南乃海は仕切り直すことができず、審判団は両力士を一旦土俵下に下ろして協議。しばらくして回復した湘南乃海に審判が意思確認したところ、取組続行を希望したため取り直しが行われ、湘南乃海がはたき込みで勝利した。取組をテレビなどで観戦していた好角家…

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