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核禁条約発効 批准国増、軍縮迫る鍵 保有国と「分断」道険し

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 22日に発効した核兵器禁止条約は、開発や保有、使用などを例外なく違法と定めた初の国際法規だ。だが、効力が及ぶのは現時点で50カ国・地域にとどまり、実効性には疑問符がつく。「核兵器なき世界」の実現に向けて、停滞する核軍縮は動き出すのか。

 「小さな国が声を集めて条約を生み出したことが重要だ。南太平洋の国々は、核廃絶の願いを共有している」。南太平洋の島国・キリバスの元大統領、テブロロ・シト国連大使はそう語る。

 核禁条約を批准したのは中南米や南太平洋などの小さな国が多い。キリバスも人口は約12万人。1950~60年代に、米英による核実験が33回行われた。シト氏は「核廃絶のために一つになって仲間を増やしていく」と話す。

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