小児がん征圧キャンペーン 「生きる 2020 X′mas 若い命を支えるコンサート」 指揮者・田中祐子さんに聞く
毎日新聞
2021/1/23 東京朝刊
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音楽は宝、共に楽しんで
コンサートで指揮を担当した田中祐子さん(42)に、指揮者としての心掛けや、小児がん経験者へ音楽を届けるにあたっての思いを聞いた。
――これまで世界中の音楽家と協演しています。指揮するにあたり、心掛けていることは何ですか。
リラックスしてもらえるように、自分自身が自然体でいることです。音楽は言葉のない会話のようなもの。心がオープンでないとお互いの音が聞こえてきません。今回のようなコンチェルト(協奏曲)であれば、ソリストとオーケストラが「会話」できるような環境作りに努めています。
――――小児がん経験者に対し、音楽を通じてどんな思いを伝えようと指揮台に立っていたのでしょうか。
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