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核兵器禁止条約

核兵器開発などを初めて全面的に禁じる核兵器禁止条約が1月22日に発効しました。核軍縮の前進につながるか注目されています。

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平和の心、私らしく 核なき世界、前へ 東京・広島・長崎つなぎ 被爆者、条約発効「感激と喜び」 /広島

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平和に関する取り組みを発表する学生ら。中央は広島大4年の赤井理子さん=広島市中区で2021年1月23日午後3時43分、山田尚弘撮影
平和に関する取り組みを発表する学生ら。中央は広島大4年の赤井理子さん=広島市中区で2021年1月23日午後3時43分、山田尚弘撮影

中区でイベント 県内学生ら取り組み発表

 核兵器を全面的に違法とする核兵器禁止条約の発効から一夜明けた23日、東京・広島・長崎をオンラインで中継する記念イベントがあった。広島会場の広島YMCA国際文化センター(中区)には被爆者らが参加。条約の発効を「核なき世界へスタート!」と位置づけ、県内の大学生らが核兵器廃絶に向けた取り組みを発表した。【小山美砂】

 被爆者7団体などが主催した。県原爆被害者団体協議会(坪井直理事長)の箕牧智之理事長代行(78)は「昨日は感激、喜びの一日だった」とあいさつ。原爆死没者をしのび、「生まれ変われるなら一人残らず戻ってきてほしい。テレビを見せて、新幹線に乗せてあげたい。人類のため核廃絶を世界に訴え続けよう」と呼びかけた。

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【核兵器禁止条約】

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